客
KYAKUDEN
OITA COMPARISON 2026

大分(別府・湯布院・大分市・国東・日田)の民泊運営代行会社を比較
上乗せ条例なしで全域180日——2027年1月から県宿泊税(100〜2,000円)、別府・湯布院は入湯税との二重負担を代行できるかが選定基準

大分県・別府市・由布市・大分市のいずれにも、住宅宿泊事業法第18条に基づく実施制限条例は確認できません(観光庁の条例とりまとめに大分県内の自治体なし)。届出は中核市の大分市も含めて県食品・生活衛生課に一本化され、180日の範囲なら県内全域で届出民泊ができます。ただし市場は小さく、県の届出住宅は134件(2026年3月末)で、民泊・簡易宿所あわせ約1,235施設の1割程度。別府・湯布院の投資物件は旅館業(簡易宿所)が主流で、代行業者の実際の仕事も簡易宿所の運営受託が中心です。これからの論点は税です。2027年1月から県宿泊税(1人1泊100〜2,000円の4段階)が始まり、別府市は独自課税を見送って県税に合流。温泉を引く物件には別府の入湯税(最大500円)・由布250円・大分市150円が重なります。九州地方整備局の登録簿では県内本店28者+県内営業所2者の30者で、大分市15者・別府市7者・由布市3者、国東・中津はゼロ。地元相場は成果報酬20%+清掃実費、清掃込みの完全委託で40%前後。このページでは制度・税を整理し、登録簿で照合した地場業者と全国系を並べました。

各社の情報は公式サイトの公開情報(2026年10月1日時点、リサーチ機能で裏取り)。登録番号は九州地方整備局の登録簿(2026年9月25日現在)と照合したものに「照合済」と付記。料金を公式に確認できたのは2社。当社(KYAKUDEN)も同じ基準で1社として掲載
結論(先に3行で)
  1. 制限条例なし:大分県・別府市・由布市・大分市とも住宅宿泊事業法第18条の区域・期間制限条例を確認できず(観光庁「民泊の実施制限に関する条例のとりまとめ」に大分県内の自治体なし。不存在の断定ではなく、県食品・生活衛生課 097-506-3054 で最終確認を)。届出は大分市内も県食品・生活衛生課、別府市は県東部保健所。旅館業は大分市保健所/各保健所。由布市は「潤いのある町づくり条例」(1,000㎡超の開発・高さ10m超に事前協議)と、区域によって旅館業が不可で新法民泊しか選べない場所あり(市都市景観推進課に照会)。2026年7月15日の国のゼロ日規制容認への県・各市の対応は未確認。県は2026年5月に別府市・由布市・県警等と「民泊等の適正化対策官民連携会議」を設置し無届民泊の実態調査へ。
  2. 税:大分県宿泊税は2026年6月26日可決、2027年1月導入予定。5,000円未満100円/5,000〜2万円未満200円/2万〜10万円未満500円/10万円以上2,000円(修学旅行免除、民泊も対象、徴収報償金2.5%、税収7割を市町村へ)。別府市は検討委員会が2026年4月22日に独自課税の見送りを答申。入湯税は別府50〜500円(宿泊料金5段階・7泊以上半額)、由布100円/250円(2024年10月引上げ)、大分市150円。県の「宿泊税対応システム改修補助金」上限200万円・補助率10/10・2026年12月28日締切。
  3. 代行会社:九州地方整備局 登録簿で県内本店28者+県外本店の県内営業所2者=30者(大分市15・別府市7・由布市3・日田市2・佐伯市1、国東市・中津市ゼロ)。28者のうち13者が2025年以降の新規登録。料金を公式に確認できたのは別府鶴見民泊管理運営サービス(部分委託15%〜/完全委託40%前後、清掃8,000円〜)と民泊パートナー大分(成果報酬20%〜・固定費なし・最低1年・違約金20万円)の2社。全国系(エアホスト15〜20%等)の大分対応は未確認。
  4. 市場:届出住宅134件(2026年3月末・前年比3割増)、民泊+簡易宿所1,235施設。別府市2024年の宿泊客256.5万人(2018年以降最多)、外国人45.2万人(韓国33%・香港・中国・台湾)。県の2025年延べ宿泊823.3万人。Airbnb掲載件数・稼働率・ADRは未確認。別府の温泉付き物件は温泉利用許可(温泉法・成分分析)、宿泊者以外に入浴させるなら公衆浴場法許可が別途必要。

大分の制度:条例なし、届出は大分市内も県、主流は簡易宿所

大分県内の住宅宿泊事業は、中核市の大分市を含めて大分県 生活環境部 食品・生活衛生課(097-506-3054)が届出を受理します。別府市は保健所設置市ではなく、窓口は県東部保健所(0977-67-2511)。旅館業(簡易宿所)は大分市内なら大分市保健所衛生課(097-536-2854)、それ以外は各保健所の所管です。県は「おおいたではじめよう!民泊事業のてびき」と住宅宿泊事業者一覧(2026年4月1日現在)を公表しています。

エリア制限条例地域固有の論点登録管理業者(県内本店・営業所)
大分県確認できず(観光庁の条例とりまとめに県内自治体なし。県の制度ページ・てびきに区域・期間制限の記載なし)届出は民泊制度運営システム、紙は県食品・生活衛生課。マンションは管理組合の誓約書を届出時に提出。家主不在型は登録管理業者への委託が必須。貸別荘を新法で運営できるのは「随時居住の用に供されている」場合のみで、民泊専用の投資物件は新法の対象外(県由布保健部)。苦情は県の民泊オンライン相談窓口→民泊制度コールセンター→事業者・管理業者へ30者(本店28+営業所2)
大分市(中核市)確認できず新法の届出は県、旅館業は市保健所。市独自宿泊税の動きなし(県税に一本化)。入湯税150円。区分マンションは管理規約の民泊禁止条項(国の標準管理規約2017年改正の例)があれば届出は事実上不可15者(テラスバ・KOS・スペースプラス・フロンティア・プラス・日和コーポレーション・ヴェルデ・タカラ不動産・AICリゾート ほか)
別府市確認できず(届出事務は県のため市単独の条例制定権は限定的)届出は県東部保健所。独自宿泊税は2026年4月22日に見送りを答申(県税に合流。交付金が不十分なら独自導入すべきとの付記)。入湯税は宿泊料金5段階で50〜500円(2019年4月引上げ)。温泉を浴用に供する物件は温泉利用許可(保健所長・成分分析)。2024年の宿泊客256.5万人・外国人45.2万人7者(不動産エイト・ニューグロリアリゾート・別府鶴見民泊管理運営サービス・GNT ほか個人3・宗教法人1)
由布市(湯布院)民泊の区域・期間制限条例は確認できず。「潤いのある町づくり条例」(1990年・旧湯布院町)で1,000㎡超の開発・高さ10m超の建築は事前協議・審議会諮問区域によって旅館業が不可で新法民泊しか選べない場所がある(県由布保健部→市都市景観推進課に照会)。入湯税は4,000円以下100円/4,001円以上250円(2024年10月に150円→250円)。独自宿泊税は「早急に議論」とされるも条例案は未確認。県外資本の営業所設置が2026年に相次ぐ本店3者(しか商店・角田建設・感謝)+営業所4(ヴェルデ湯布院事務所・谷川建設工業 由布営業所・リョウ・コーポレーション支店・HT湯布院)
日田市・佐伯市確認できず独自ルール未確認日田2者(萬屋田村・セントラル都市開発)、佐伯1者(谷川建設工業)
国東市・中津市(耶馬渓)確認できず古民家は県が旅館業(簡易宿所)のイメージで案内。簡易宿所でキッチン・洗濯機・浴槽があると水質汚濁防止法の届出(許可の60日以上前)。地元の管理業者ゼロで、新法で家主不在型を運営するなら大分市・別府市・県外業者の広域対応が前提0者
国の技術的助言(2026年7月15日)で条例によるゼロ日規制・既存の届出住宅への猶予付き制限・ICT管理の義務付けが容認されました。大分県・別府市・由布市・大分市の条例改正案・検討表明は2026年10月1日時点で未確認です。ただし県は通知前の2026年5月26日に「民泊等の適正化対策官民連携会議」(県・別府市・由布市・DMO・旅館組合・県警。会長は県観光局長)を設置し、無許可・無届民泊の実態調査を行う方針を示しています(2025年度の違法民泊指導1件、ごみ・駐車の通報2件)。大分の新法届出は134件と少なく、業界の関心は「規制」より「無届の把握と公平課税」にあります。短期的には全面的なゼロ日規制より、ICT管理の義務付けや別府・湯布院の住宅地に限った立地規制が論点になる可能性があると当社はみています(推測)。

宿泊税・入湯税(2026年10月時点)

自治体状況税額・時期
大分県 宿泊税(県全域)2026年6月26日 県議会可決・成立。総務大臣同意を前提に2027年1月導入予定(報道では早ければ1月下旬)1人1泊、宿泊料金(税抜・清掃代・寝具・入浴代・サービス料込み、食事・入湯税は除く)5,000円未満100円/5,000円以上2万円未満200円/2万円以上10万円未満500円/10万円以上2,000円。修学旅行免除。日をまたぐ6時間以上の利用も対象。民泊も課税対象。特別徴収義務者に報償金2.5%。税収の7割を市町村・3割を県に配分
県 システム改修補助「宿泊税対応システム改修事業費補助金」申請期間2026年8月3日〜12月28日上限200万円/施設、補助率10/10(旅館業・民泊事業者が対象)
別府市2025年2月に検討委員会を設置し2027年2月導入(一律100円・年約3.4億円)を目指していたが、県の全県導入を受け第5回委員会(2026年4月22日)が独自課税の見送りを全会一致で答申。長野市長も「県と一緒にやっていく」と表明—(県からの交付金が十分でない場合は独自導入すべきとの指摘を答申に付記)
由布市財源検討委員会は入湯税引上げを先行。新税は「早急に議論」とされるが独自宿泊税の条例案は未確認—
大分市独自宿泊税の動きは未確認(県税に一本化とみられる)—
入湯税・別府市2019年4月1日引上げ後の税率。鉱泉浴場への入湯に課税。7泊8日以上の長期滞在は半額宿泊料金等1,500〜2,000円:50円/2,001〜4,500円:100円/4,501〜6,000円:150円/6,001〜50,000円:250円/50,001円以上:500円(娯楽施設等の鉱泉浴場40円)
入湯税・由布市2024年10月1日宿泊分から引上げ。宿泊者は入湯したものとみなす。12歳未満非課税宿泊料金(税別)4,000円以下100円/4,001円以上250円(150円→250円)
入湯税・大分市12歳未満、合計1,000円以下の共同浴場・公衆浴場利用者、連続5日以上の長期療養者は非課税1人1日150円

温泉利用許可を受けて源泉を引いた民泊・貸別荘は入湯税の課税対象となる蓋然性が高いと考えられます(個別の取扱いは各市税務課に確認)。別府の高単価物件では2027年以降、1人1泊あたり宿泊税500円+入湯税250〜500円が上乗せされ、湯布院の1泊10万円超の貸切宿では宿泊税2,000円+入湯税250円です。OTA表示価格の内税・外税の設計と、特別徴収・申告の代行が代行業者の新しい付加価値になります。

出典:観光庁「民泊の実施制限に関する地方公共団体の条例のとりまとめ」「住宅宿泊事業法の施行状況」「ゼロ日規制等について(技術的助言)」(2026年7月15日)、大分県「住宅宿泊事業法について」(2025年11月7日更新)「大分県宿泊税制度」「温泉利用許可の流れ」「公衆浴場営業許可」「民泊等に関する相談」、県由布保健部「民泊」(2026年4月1日更新)、由布市「潤いのある町づくり条例」「入湯税」「財源検討委員会」、別府市税条例・「入湯税」・「2023年別府市観光動態要覧」、大分市「入湯税」、日本経済新聞(2026年5月26日・6月)、TOS・OBS・読売新聞・大分合同新聞(2026年1月19日)、補助金ポータル(県システム改修補助)。

大分(大分市・別府・湯布院・日田)に拠点・登録のある運営代行会社

大分は大分市と別府市に登録業者が集まり、国東・中津はゼロという分布です。A:料金・サービス内容を確認できた会社、B:九州地方整備局の登録簿で照合できた県内の業者(受託内容は未確認)、C:全国系の三層。新法民泊が全体の1割程度のため、実務上は「簡易宿所の運営受託と宿泊税・入湯税の徴収事務を引き受けられるか」が選定基準になります。順位付けはしていません。

A.料金・サービス内容を確認できた会社

会社・サービス料金(公開情報)拠点・エリア管理業者登録特徴
KYAKUDEN(客殿)当社
株式会社ADrim(東京都中央区)
松10%/竹15%/梅20%(宿泊売上・税別)、初期費用0大分は主要エリア外。松プラン(リスティング・価格運用・多言語メッセージ・レポート)は遠隔対応可。現地対応は地場業者との組み合わせをご提案国土交通大臣(01)第F06301号自社物件を運営。OTA手数料まで全開示
別府鶴見民泊管理運営サービス
別府市鶴見
部分委託(メッセージ対応+駆けつけ待機)15%〜/完全委託(清掃・ゲスト対応・駆けつけ込み)40%前後、清掃1回8,000円〜(契約制)。サブリース型(家賃支払い)も提示別府市(01)第F03895号(照合済。登録簿の所在地〈鶴見3859-22〉と自社サイト〈鶴見1-21-3〉が異なるため契約前に確認)別府の地場の小規模管理業者。固定費は未確認
民泊パートナー大分
合同会社SOL COMODA
完全成果報酬20%〜、月額固定費なし(清掃実費・OTA手数料・カード手数料は別途)。初期は通常約5.5万円相当(デザイン6.6万円〜・ハウスマニュアル5.5万円〜・撮影7.7万円〜と表記、期間限定で無料特典)。最低契約1年、1年以内の解約は違約金20万円大分県全域(自社表示)管理業者登録番号は未確認全国チェーンの県別サイト型。違約金条件は要確認
テラスバ
株式会社テラスバ(大分市)
未掲載(問い合わせ制)大分市・別府市を主軸に運用(自社表示)(02)第F01280号(照合済・更新登録)県内で最も古い登録の一つ

B.九州地方整備局の登録簿で照合できた県内の業者(2026年9月25日現在・受託内容は未確認)

エリア業者名(登録番号)注記
大分市(15者)テラスバ((02)F01280)、KOS((01)F02487)、スペースプラス((01)F02766)、フロンティア・プラス((01)F02852)、日和コーポレーション((01)F02853)、オフィスアリー((01)F03763)、ヴェルデ((01)F03805・湯布院事務所+別府天間にグランヴェルデリゾート)、ジー・アール・シー((01)F04140)、タカラ不動産((01)F04217)、AICリゾート((01)F04996)、FIVE STARS JAPAN((01)F05205)、大分まるか((01)F05337)、リニューステイ((01)F05704)、ネクストコミュニケーションズ((01)F05884)、個人1者不動産・建設系の兼業が中心。ヴェルデは大分市・湯布院・別府の3拠点
別府市(7者)不動産エイト((02)F01591)、ニューグロリアリゾート((01)F03499)、別府鶴見民泊管理運営サービス((01)F03895)、GNT/KMハウス別府((01)F04474)、個人2者、宗教法人1者個人登録・小規模な自主管理型が目立つ
由布市(本店3+営業所4)しか商店((01)F02679・湯布院町川上)、角田建設((01)F04063・庄内町)、感謝((01)F06359・湯布院町川南)/営業所:ヴェルデ湯布院事務所、谷川建設工業 由布営業所(本店佐伯・(02)F01899)、リョウ・コーポレーション 支店(本店福岡・(01)F05880・2026年5月登録)、HT湯布院(春田暁宇・本店福岡・(01)F06358・2026年9月登録)県外資本の営業所設置が2026年に相次ぐ。旅館業なら駆けつけ10分以内が目安で湯布院町内に拠点があるかが選定基準
日田市萬屋田村((01)F03633・前津江町)、セントラル都市開発((01)F05587)—
国東市・中津市・宇佐市該当なし古民家案件は大分市・別府市・県外業者の広域対応に頼らざるを得ない

C.全国系

会社料金管理業者登録大分での注記
エアホスト15〜20%(外税)、設定費25,000円/件(公式)九州局簿に記載なし(本店所管局で照合)大分対応は未確認
民泊管理バンク初期5万円〜・月19,800円(比較サイト掲載値)未照合管理業者の名義を最小限で受託する部分委託型。国東・中津など地場業者ゼロのエリアで法令対応に使いやすい(現地対応は別)
m2mHost/PQD/&Host/COMPASS STAY各社の全国料金(全国版参照)九州局簿に記載なし(未照合)大分での駆けつけ体制は未確認

出典:九州地方整備局「住宅宿泊管理業者登録簿」(2026年9月25日現在・全431件から県内分を抽出)、各社公式サイト、BizPato・unito(比較サイト掲載値:完全代行20〜35%・15〜30%、部分委託月19,800円〜)、くらしのマーケット(大分の民泊清掃 時給3,000〜5,000円:別府4,000〜5,000円・由布3,000円・大分市3,700円)。東京等に本店のある全国チェーンは関東地方整備局等に登録されるためこの登録簿には載らず、大分対応状況は未確認です。

大分で選ぶときの6つの確認

1新法か旅館業かを先に決める別府・湯布院の投資物件は原則として簡易宿所(旅館業)が第一候補。新法は家主居住型か、旅館業が不可の区域(由布市は都市景観推進課で確認)に限定するのが合理的。民泊専用の貸別荘は新法の対象外。
2宿泊税(2027年1月〜)と入湯税の徴収・申告を代行できるか県宿泊税100〜2,000円+別府入湯税最大500円・由布250円・大分市150円。OTA表示価格の設計、特別徴収、申告、県の改修補助(10/10・12月28日締切)申請まで任せられるか。
3駆けつけ拠点の距離新法は30分以内、旅館業は10分以内が目安。湯布院町内・別府市内に拠点があるか。国東・中津・耶馬渓は地場業者ゼロで、大分市・別府市からの広域対応の所要時間を確認。
4温泉付きは温泉利用許可+公衆浴場法浴用に供するなら温泉利用許可(保健所長・成分分析・大分市手数料35,500円)。宿泊者以外に入浴させるなら公衆浴場法許可(24,400円)が別途。古民家の簡易宿所は水質汚濁防止法の届出(許可60日以上前)。
5最低契約期間と違約金「成果報酬20%+清掃実費」が地元の基準。清掃込みで40%超は割高と判断。最低1年・違約金20万円の例があるため解約条件を比較。
6登録番号は九州地方整備局の登録簿で照合登録簿と自社サイトで所在地が異なる業者もある。全国チェーンは本店所管局の登録簿で照合。家主不在型は登録業者への委託が法律上の義務。

大分の市場と、物件タイプ別の向き不向き

エリア・物件タイプ評価理由代行会社に求めること
別府の温泉付き一戸建て・貸別荘○(旅館業前提)宿泊客256.5万人(2024・2018年以降最多)、外国人45.2万人(韓国33%)。温泉利用許可+入湯税250〜500円+宿泊税。新法で運営できるのは随時居住の貸別荘のみで投資物件は簡易宿所が合理的温泉法・入湯税・宿泊税の特別徴収。別府市内の登録業者(不動産エイト・別府鶴見等)
湯布院の高級貸切宿○(旅館業前提)1泊10万円超は宿泊税2,000円+入湯税250円。旅館業は駆けつけ10分以内。1,000㎡超・高さ10m超は「潤いのある町づくり条例」の協議対象。区域によって旅館業不可=新法のみの場所あり湯布院町内に拠点(しか商店・感謝・ヴェルデ湯布院事務所・県外系の支店)。高単価帯のゲスト対応
大分市の区分マンション△〜○(規約次第)制限条例なしで180日フル、登録業者15者で選択肢が多い。ただし管理規約の民泊禁止条項があれば届出は事実上不可で、県は管理組合の誓約書を要求。市内の規約で禁止条項を置く割合は未確認規約確認・誓約書取得。大分市の登録業者(テラスバ・KOS等)
国東・日田・耶馬渓の古民家△県は旅館業(簡易宿所)のイメージで案内。国東・中津に管理業者ゼロ、日田は2者のみ。新法の家主不在型は管理業者の確保が最大のボトルネック。空き家補助(別府30万円・由布最大100万円)は定住要件があり民泊専用には使いにくい広域対応の所要時間。部分委託型で名義を確保し現地対応を別手配する組み合わせ
届出件数:大分県 届出住宅134件(2026年3月末・前年比3割増、県発表)。観光庁データの二次集計では届出173件・廃止51件・届出住宅122件(2026年1月15日、廃止率29.5%)。全国41,207件(2026年5月末)の0.3%。県内の民泊・簡易宿所の合計は約1,235施設(2026年5月・県発表)で、新法民泊はその1割程度。別府市単独の届出件数、簡易宿所の単独件数は未確認(県の住宅宿泊事業者一覧 2026年4月1日版から集計可)。観光:県の2025年延べ宿泊者数 約823.3万人(観光庁調査)。別府市 2024年:総観光客707.6万人(+4.1%)、宿泊客256.5万人、外国人45.2万人(前年+17.0万人、韓国33%・香港・中国・台湾)。2023年の外国人宿泊客は韓国43.3%・台湾9.1%。2017年は韓国60.9%で、韓国依存は低下しつつ約1/3が続く。全国の民泊稼働(2026年4〜5月):届出住宅1件あたり宿泊日数17.9日/2か月(前年同期比138.6%)。別府・湯布院・大分市のAirbnb掲載件数・稼働率・ADR、別府市の2025年宿泊者数、湯布院の推移は未確認。業者の示す「平均稼働率89%」等は全国実績の宣伝値で大分の市場データではありません。

KYAKUDEN(客殿)の大分での対応

大分は当社の主要エリア(関東1都3県・熱海・北海道)の外です。別府・湯布院の温泉管理や駆けつけは現地拠点がないとできないため、当社は現地対応を県内の登録業者にお願いし、松プラン(リスティング・価格運用・多言語メッセージ・月次レポート)で数字の部分を担う組み合わせをご提案しています。熱海で宿泊税・入湯税の特別徴収を実務として扱っている経験をもとに、2027年1月の県宿泊税(100〜2,000円)と入湯税を織り込んだOTA価格設計、新法か簡易宿所かの制度選択、国東・耶馬渓のように委託先がないエリアでの運営設計を無料でお受けします。住宅宿泊管理業者 国土交通大臣(01)第F06301号。

大分の物件について無料相談を予約(30分・オンライン)→ 相談だけでも構いません。他社の見積を持ち込んでいただいても大丈夫です。

よくある質問(大分)

大分県や別府市・由布市に民泊の制限条例はありますか?
今回の調査では確認できませんでした。観光庁「民泊の実施制限に関する地方公共団体の条例のとりまとめ」に大分県内の自治体は収載されておらず、県の制度ページ・てびきにも区域・期間制限の記載はありません。別府市は保健所設置市ではなく届出事務を県が担うため、市単独の条例制定権も限定的です。ただし不存在の断定ではないので、県食品・生活衛生課(097-506-3054)で最終確認してください。由布市には別途「潤いのある町づくり条例」(大規模開発の事前協議)があり、区域によって旅館業が不可で新法民泊しか選べない場所があります。2026年7月に国が条例によるゼロ日規制を容認し、県は5月に官民連携会議を設置しているため、今後の条例動向には注意してください。
大分県の宿泊税はいつからいくらですか?民泊も対象ですか?
2026年6月26日に県議会で可決・成立し、総務大臣の同意を前提に2027年1月(早ければ下旬)から導入予定です。1人1泊、税抜宿泊料金5,000円未満100円、5,000円以上2万円未満200円、2万円以上10万円未満500円、10万円以上2,000円の4段階で、修学旅行は免除。民泊も課税対象です。宿泊料金には清掃代・寝具使用料・入浴代・サービス料を含み、食事と入湯税は含みません。特別徴収義務者には報償金2.5%が支払われ、税収の7割が市町村に配分されます。別府市は独自宿泊税を検討していましたが2026年4月22日に見送りを答申し、県税に合流しました。県の「宿泊税対応システム改修事業費補助金」(上限200万円・補助率10/10)は2026年12月28日が申請締切です。
別府や湯布院の温泉付き物件で民泊をするときの注意点は?
まず制度選択です。新法で運営できるのは「随時居住の用に供されている」貸別荘などに限られ、民泊専用の投資物件は新法の対象外なので、別府・湯布院の投資物件は簡易宿所(旅館業)が第一候補になります。温泉を宿泊者の浴用に供する場合は温泉法に基づく温泉利用許可(保健所長・事前の成分分析・大分市の手数料35,500円)が必要で、宿泊者以外にも入浴させるなら公衆浴場法の営業許可(24,400円)が別途かかります。税は入湯税(別府は宿泊料金5段階で50〜500円、由布は100円/250円)に、2027年1月から県宿泊税が重なります。別府の高単価物件では1人1泊あたり宿泊税500円+入湯税250〜500円、湯布院の1泊10万円超では宿泊税2,000円+入湯税250円の上乗せです。旅館業では駆けつけ10分以内が目安なので、湯布院町内・別府市内に拠点のある業者を選んでください。
大分で民泊代行の手数料相場はいくらですか?
公式サイトで料率を確認できたのは2社です。別府鶴見民泊管理運営サービス(別府市・(01)第F03895号)は部分委託(メッセージ対応+駆けつけ待機)15%〜、清掃・ゲスト対応・駆けつけ込みの完全委託で40%前後、清掃1回8,000円〜。民泊パートナー大分(合同会社SOL COMODA)は完全成果報酬20%〜・月額固定費なしで、清掃実費・OTA手数料・カード手数料は別途、最低契約1年・1年以内の解約は違約金20万円、登録番号は未確認です。地元相場は「成果報酬20%+清掃実費」が基準で、清掃込み40%超は割高と判断してよいでしょう。全国相場(完全代行20〜35%)の範囲内ですが清掃込みでは上限寄りです。大分の民泊清掃は時給3,000〜5,000円(別府4,000〜5,000円・由布3,000円・大分市3,700円)が目安です。
国東や耶馬渓の古民家で家主不在型の民泊はできますか?
制度上は可能ですが、国東市・中津市(耶馬渓)に本店を置く登録管理業者はゼロ、日田市も2者のみで、家主不在型に必須の委託先の確保が最大の壁です。大分市・別府市の業者や県外業者の広域対応に頼ることになるため、駆けつけ所要時間(新法は30分以内が目安)を先に確認してください。民泊管理バンクのような部分委託型で登録業者の名義を確保し、現地対応を別途手配する組み合わせも選択肢です。県は古民家型の宿泊を旅館業(簡易宿所)のイメージで案内しており、簡易宿所でキッチン・洗濯機・浴槽があると水質汚濁防止法の届出(許可の60日以上前)が必要です。空き家補助(別府市上限30万円、由布市最大100万円、大分市の転用改修補助)は定住要件が中心で、民泊専用には使いにくい点も注意してください。
別府のインバウンドはどの国が多いですか?
2024年の別府市の外国人観光客は45.2万人(前年+17.0万人)で、韓国が33%で最多、次いで香港・中国・台湾です。外国人宿泊客に限ると2023年は韓国43.3%・台湾9.1%、2017年は韓国60.9%・台湾15.5%で、韓国依存は低下しつつも約1/3が続いています。別府市の総観光客は2024年に707.6万人(+4.1%)、宿泊客256.5万人と2018年以降で最多、県の2025年延べ宿泊者数は約823.3万人です。一方、別府・湯布院・大分市のAirbnb掲載件数・稼働率・平均単価は公的データがなく未確認で、収益予測にはAirDNA等の有料データか県への定期報告の開示請求が必要です。業者の示す「稼働率89%」などは全国実績の宣伝値です。

他の地域の比較

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作成:株式会社ADrim KYAKUDEN(住宅宿泊管理業者 国土交通大臣(01)第F06301号)

大分は主要エリア外のため、現地対応が必要な物件は県内の登録業者との組み合わせをご提案しています。当社も運営代行会社であるため、比較には利害関係があります。他社の情報は公開情報のみを用い、評価や順位付けは行わず、当社も同じ項目で掲載しています。掲載・修正のご依頼は全国版の受付から。

この記事の監修者住宅宿泊管理業者 国土交通大臣(01)第F06301号
萩原 一博
萩原 一博Kazuhiro Hagiwara
株式会社ADrim 客殿事業部 監修・住宅宿泊管理業務責任者
宅地建物取引士マンション管理士管理業務主任者行政書士AFP(日本FP協会認定)

大手資格学校での宅建講師の経験あり。不動産・マンション管理・許認可・資金計画の4分野の国家資格・認定資格を横断し、民泊の届出から管理規約・近隣調整・収支設計までを一体で監修。

当社は国土交通大臣登録の住宅宿泊管理業者として自社物件を運営しています。記事の内容は公開情報と実務経験に基づき、法令・条例は各自治体の公式資料で確認しています。運営代行会社として利害関係があるため、他社との比較では順位付けを行わず、公開情報のみを同じ軸で掲載しています。