STAY JAPANのゲストは“体験”と“個性”を求めています。だから掲載情報も、設備の羅列ではなく「ここでしか得られない体験」と「物件の物語」を伝えることが、選ばれる鍵になります。
EP01の通り、STAY JAPANは個性派民泊の場。この回は、体験と個性が伝わるページの作り方を解説します。
STAY JAPANのページ作りは、大手OTAで通用するやり方をそのまま持ち込んでも成果が出ません。客層が“体験を求める旅行者”だからです。設備や利便性を並べるのではなく、「この宿で、どんな特別な時間を過ごせるか」を描く——この視点の切り替えが、STAY JAPANで選ばれる第一歩になります。
“体験”を主役にする
STAY JAPANの旅行者は「泊まる・楽しむ・味わう」を求めています。農業体験、漁業体験、郷土料理、満天の星空、田舎暮らし——その宿でしか得られない体験を、ページの主役に据えます。「何ができるか」を具体的に描くことが、予約の決め手です。
体験の魅力が最大の武器。物件の個性・情景写真・ホストの人柄で選ばれる。
STAY JAPANのページ作りは、大手OTAとは根本的に発想が違います。Airbnbやじゃらんが“利便性・情報の分かりやすさ”を軸にするのに対し、STAY JAPANは“その土地・その宿でしか得られない体験”という物語で勝負する。同じ古民家でも、単なる「築100年の一軒家」と描くか、「囲炉裏を囲み、朝は畑で野菜を収穫する暮らし」と描くかで、伝わる価値がまるで違います。
体験は、できるだけ具体的に描きます。「自然体験ができます」では伝わりません。「オーナーの畑で朝採れの野菜を収穫し、その野菜で郷土料理を一緒に作る」「漁船に乗って底引き網漁を体験し、採れたての魚を炭火で焼く」——このレベルまで具体化すると、旅行者は自分がその体験をしている姿を思い描け、予約へと動きます。
物件の“個性と物語”を語る
古民家・城・寺・廃校——STAY JAPANの宿は、それ自体が物語を持ちます。建物の歴史、土地の背景、オーナーの想いを丁寧に言葉にすると、「ここに泊まってみたい」という憧れが生まれます。ありきたりな宿にはない“個性”こそ、この媒体での最大の差別化です。
旅行者がSTAY JAPANで探しているのは、“観光名所”では出会えない体験です。「日本 観光名所」で検索しても出てこない、農山漁村の暮らし、伝統的な職業、郷土の食。だからこそページでは、「ここでしかできないこと」を具体的に、五感に訴えて描く。底引き網漁の体験、採れたての野菜での料理、満天の星空——読んだ人が情景を思い浮かべられるほど詳しく書きましょう。
物件そのものの“個性”も、遠慮なく前面に出します。合掌造り、囲炉裏、土間、蔵、廃校の教室、城の櫓——大手OTAでは「変わった物件」として扱われがちな特徴が、STAY JAPANでは最大の魅力になる。「日本の原風景に触れる」「非日常に泊まる」という価値を、堂々と打ち出しましょう。
写真で“暮らしの情景”を見せる
写真は、設備の紹介ではなく“情景”を見せます。ピカピカの設備写真より、縁側でお茶を飲む時間、囲炉裏を囲む夕餉、田園に沈む夕日、朝もやの里山——「この宿で過ごす時間」が伝わる写真が、体験を求める旅行者の心を動かします。生活のリアルな温かみを、誠実に、しかし美しく切り取りましょう。
情景写真は、季節ごとに揃えられると理想的です。春の田植え、夏の緑と星空、秋の紅葉と収穫、冬の雪景色や囲炉裏。同じ宿でも季節で表情が変わることを見せれば、「この季節に行きたい」という動機を複数作れます。写真は多いほど良く、暮らしの断片を丁寧に切り取ることを意識しましょう。
ホストの人柄・交流も価値に
STAY JAPANでは、ホストとの交流そのものが体験の一部。特に農家民宿やホームステイ型では、オーナーの人柄が魅力になります。プロフィールや歓迎の言葉で“どんな人が迎えてくれるか”を伝えると、安心感と親近感が生まれます。
ホストの人柄は、STAY JAPANでは“商品の一部”です。特に農家民宿やホームステイ型では、「どんな人が、どんな想いで迎えてくれるか」が予約の決め手になる。オーナー自身の言葉で、この土地への愛着や、旅行者に体験してほしいことを語ると、他にはない親近感と信頼が生まれます。人と人の交流こそ、大手にはないSTAY JAPANの価値です。
期待値調整も、体験型では特に大切です。田舎の宿は、都会の便利さとは違う価値を提供します。虫がいる、Wi-Fiが弱い、夜は真っ暗——こうした“田舎ならでは”を正直に伝えたうえで、それを上回る魅力(静けさ・星空・人の温かさ)を示す。事前に正しく伝えることが、体験後の満足と高評価(EP04)につながります。
こうした“旬の情報”は、こまめに更新し続けると、旅行者に「今こそ行くべき理由」を提示できます。今週咲いた花、今が旬の食材、来月の祭り——鮮度のある情報が、予約の強い後押しになります。
地域・季節の情報を添える
体験には旬があります。田植えはGW明け、稲刈りは9月中旬、といった季節ごとの体験カレンダーを示すと、旅行者は「いつ行けば何ができるか」を判断できます。地域の祭りや旬の食材も添えると、その時期にしか味わえない魅力が伝わります。
STAY JAPANのページ作りは、“情報”ではなく“体験と物語”を伝える仕事です。その土地でしかできないこと、建物の歴史、ホストの人柄。これらを丁寧に描いたページだけが、体験を求める旅行者の心を動かします。個性を、遠慮なく前面に打ち出しましょう。
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| 論点 | 結論 |
|---|---|
| 主役 | “体験”をページの中心に据える |
| 物語 | 古民家・城・寺の個性と背景を語る |
| 写真 | 体験の様子・暮らしの情景を見せる |
| ホスト | 人柄・交流を魅力として伝える |
| 季節 | 旬の体験カレンダーで“いつ行くか”を示す |
「個性・体験が伝わるページ」への磨き込みはKYAKUDENが伴走します。次回EP03では、体験価値を踏まえた料金設計に進みます。
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