Facebook広告!広告マネージャとビジネスマネージャって何がちがうの?

Facebookで広告運用・管理を行う際、ビジネスマネージャと広告マネージャどちらを活用すれば良いのだろうかと疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
実はこの2つのアカウントは、Facebookのプラットフォームを利用する際、異なる方法を提供しています。
それでは今回、広告マネージャとビジネスマネージャの違いについて明確に説明したいと思います。

目次

Facebookビジネスマネージャとは?


FacebookやInstagramで広告を配信・出稿する際は、「広告アカウント」というものが必要になります。この広告アカウントの管理や一元化できるのかビジネスマネージャになります。

注意点として、ビジネスマネージャを作成する際は個人用のFacebookアカウントも必要になりますのでまだお持ちでない方は作成しておきましょう。

ビジネスマネージャでできること


では、ビジネスマネージャを活用してできることについてご紹介させていただきます。

データセキュリティの管理

近年では、大手企業でもデータが漏洩するニュースをよく耳にします。
データ管理によるセキュリティ管理はビジネスを行う上で非常に重要です。
ビジネスマネージャを使えば、アカウントにアクセスできる人を100%管理できるので、不正使用の脅威を排除することができます。

また、新しい環境からアクセスした場合には、二段階認証が必要になるなど、アカウントを安全に利用できます。

役割に応じた作業の分担ができる

ビジネスマネージャでは、ビジネス内の関係者と代理店にアクセス許可を付与することができます。
マーケティングチーム内の異なるレベルのアクセス権を付与することで、アセットと情報をより適切に管理することができます。

複数ページを一元管理

ビジネスマネージャは、複数のFacebook企業ページを管理できることができます。
ダッシュボードでは、ページ間を移動して各アカウントを管理するかわりに、リンクされたすべてのFacebookページに1つの管理場所を用意します。

仕事とプライベートを区別できる

ビジネスマネージャへは個人アカウントでログインしますが、ビジネスマネージャのユーザーとFacebookの個人アカウントは分けて管理され、個人アカウントは共有されない仕様になっています。
そのため仕事用とプライベート用で区別できます。

広告マネージャとは


広告マネージャとは、Facebook広告の作成、管理、レビューができるツールです。
Facebookビジネスマネージャとの違いは、広告マネージャの方がFacebook広告に特化しているツールだという点です。

広告マネージャは、Facebookビジネスページのための複数の広告、広告セット、および広告キャンペーンを作成することができます。

広告マネージャのでできること


では、広告マネージャを活用してできることについてご紹介させていただきます。

目的別の広告を複数作成できて成果を得やすい

広告マネージャでは、複数の広告目的、オーディエンス、予算、配置などの設定をまとめて編集したり、広告を複製してコピーを作成したりできます。
それによって費用対効果が高い結果が望めるようになります。

広告の目的について下記の内容で設定が可能です。

認知

目的
ブランドの認知度アップビジネス、ブランド、サービスへの認知度を高める。
リーチできるだけ多くの利用者に広告を表示する。

検討

目的
トラフィック自社のウェブサイトのランディングページ、ブログ投稿、アプリなど、選択したリンク先に利用者を誘導する。
エンゲージメント投稿にエンゲージメントする可能性の高い利用者にリーチする。エンゲージメントには、「いいね!」、コメント、シェアなどが含まれますが、ページからのクーポン利用も含めることができます。
アプリのインストールビジネスのアプリをダウンロードできるアプリストアに利用者を誘導する。
動画の再生数アップビジネスの動画を視聴する可能性の高いFacebook利用者に、その動画を配信する。
リード獲得リードを獲得する。商品に関心を持つ利用者の情報をニュースレターの購読申し込みや電話による問い合わせなどを通じて収集するための広告を作成する。
メッセージMessenger、Instagram Direct、WhatsAppで利用者とつながる。潜在顧客や既存の顧客とコミュニケーションを取り、ビジネスへの関心を促す。

コンバージョン

目的
コンバージョンビジネスのサイト上で利用者に特定のアクションを促す。アクションには、商品のカートへの追加、アプリのダウンロード、サイトへの登録、電話での問い合わせ、購入などがあります。
カタログ販売Eコマースストアのカタログの商品を掲載して、売上を増やす。
来店数の増加近隣の利用者に実店舗の所在地を宣伝する。

編集や管理ができて効果的な広告配信ができる

広告マネージャは、作成した広告を配信した後に、その広告に対する編集や管理を行えます。
たとえば、下記のようなことができます。

【編集】
① 配信しても効果がない広告配信を一旦オフにできる
② 効果のあった広告をコピーし、より宣伝効果のある広告を再配信できる
③ 成果を得られた広告や効果のなかった広告など不要な広告を削除する

【管理】
① 広告が正常に配信されているかを確認する
② 配信した広告に対するクリック数など、広告に対してアクションを起こしたユーザーを分析する
③ 宣伝効果を見込めそうな広告配置場所を手動で選ぶ
④ 配信した広告に対する管理者の操作履歴を確認する
⑤ facebookページのファンや広告のターゲット層がアクセスする時間帯に合わせて、広告の掲載期間を設定する
⑥ 広告の配信場所によって、効果的な広告のメディア形式(画像・動画など。facebookでは「クリエイティブ」と呼ぶ)を選ぶ

広告マネージャを使えば、広告配信後でも、宣伝効果を高めるために必要に応じて編集したり、正常かつ効果的に広告が配信されているかも確認できるようになります。

外出先からでもパフォーマンスの良い広告を配信できる

Facebook広告マネージャには、アプリが提供されています。
アプリを利用すれば、外出先からいつでも広告に関する操作が行えるようになります。

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