【初心者向け】Facebook広告の「キャンペーン目的」はどの設定がいいの?わかりやすく解説

広告を配信する際、どのキャンペーン目的で配信を行えば良いのかわからないと思っている方は少なくないとおもいます。

Facebook広告で設定できるキャンペーンは、全13種類に細分化されており、目的に合った設定をすることで、より効果的な宣伝を行うことができます。

今回は、Facebook広告のキャンペーン目的や種類についてわかりやすくご紹介させていただきます。

目次

Facebook広告マネージャってなに?

Facebook広告マネージャとは、Meta社(元:Facebook社)が提供しているFacebook広告の作成や管理を行うための無料ツールです。

同じFacebook広告ツールとして、「広告センター」というものもありますが、広告マネージャの方が、

細かなオーディエンスや配信媒体の指定ができる

など精度が高いので、Facebook広告を配信する際は「広告マネージャ」を使用すると良いでしょう。

キャンペーン目的と種類

ブランド認知度アップ

ブランド認知度向上は、ブランドやビジネスに興味を持ってくれるユーザーに対して広告が配信され、ブランド認知の拡大を最大化してくれます。

ただこのキャンペーンは、より大きな予算と結果を測定する能力のある大企業ブランドが利用するのに向いているため、認知度を高めたい中小企業であれば、別のキャンペーン目的で配信することでをおすすめします。

リーチ

リーチは、多くのユーザーに広告を配信し、認知拡大を最大化してくれます。

とにかくできるだけ多くの人に広告を見てもらうことを目的とする場合は、この目的を選択することをおすすめします。

例えば、地元などでイベントを開催していて、できるだけ多くの人に伝えることが目的の場合などに適しています。

トラフィック

トラフィックは、Webサイトの流入数を最大化してくれます。

ターゲットユーザーの中で、過去の行動履歴に基づいてリンククリックをする可能性が最も高い人たちに対し広告を配信します。

ブログ記事を読んだり、自社サービスを見たりするためWebサイトにアクセスしてもらいたい場合に適しています。

投稿のエンゲージメント

投稿のエンゲージメントは、投稿に対して「いいね!」、「コメント」、「シェア(エンゲージメント)」を最大化してくれます。

配信した広告からユーザーの反応を収集してインサイトを得ることで、精度の高いコンテンツ作成に役立ちます。

アカウントページのファンを増やしたい場合や、投稿に社会的な証明を加えたい場合、Facebookイベントへの申し込みを増やしたい場合などの場合に適しています。

アプリのインストール

アプリインストールは、その名前の通り、アプリのインストールを最大化してくれます。

アプリをインストールする可能性が高いターゲットに表示され、広告をクリックすると、アプリストアに直接移動し、アプリをダウンロードがされます。

動画の再生数アップ

動画の再生数アップは、ターゲットの中で動画を視聴する可能性が最も高い人に、動画広告を優先的に表示され、視聴回数の増加を最大化してくれます。

動画は、テキストや画像よりも情報収集力が優れているので、短い内容で訴求したいサービスや情報があれば動画の再生アップを選択した方がいいといえます。

リード獲得

リード獲得は、ニュースレター登録など商品に興味を持った見込みのあるユーザーから情報収集を最大化してくれます。

Facebookの登録情報と連携されており、メールアドレスなどの情報を効率的に取得する効果が見込めます。

見込みユーザーのより詳細な情報を獲得する際に適しています。

メッセージ

メッセージは、ユーザーをMessengerやInstagramダイレクトメッセージに誘導してコミュニケーションを取り、自社のサービスやビジネスの興味を高めることを最大化してくれます。

商品の購入前などの後押しや、ユーザーにチャットや質問の機会を与えたい場合などに適しています。

コンバージョン

コンバージョンは、カートに商品を入れる、ニュースレターに登録する、購入するなどの行動を最大化してくれます。

購入やリードになるための詳細情報の送信を意図して、ウェブサイトに訪問させたい場合などに適しています。

カタログ販売

カタログ販売は、商品カタログを広告と連携させ、ターゲットとなるユーザーに表示することができ、商品売り上げの最大化をしてくれます。

商品数が多く、潜在的なユーザーに商品を表示させ、購入させたい場合などに適しています。

来店数の増加

来店数の増加は、来店数の増加を最大化してくれます。

複数の店舗を持ち、人々に最寄りの店舗を訪れてもらいたい場合に最適です。

逆に1店舗しかない場合は、地元のターゲット層にリーチするために「リーチ」目的の使用した方が良いでしょう。

Facebook広告のキャンペーン目的を設定する際に気をつけること

非常にターゲティング精度が高いFacebook広告ですが、配信する際はいくつか注意すべきことがあります。

以下では、注意すべき点を3つご紹介します。

ユーザー行動をしっかり把握する

Facebook広告を配信するにあたって、ユーザーのインサイトを深く理解せずに配信している人が多いような気がします。


Facebook広告は、FacebookやInstagramのタイムライン上に表示されるため、暇つぶしなどやちょっと情報収集したい時など、何となく画面を見ているユーザーが大多数です。

そのため、「そういえばこんな悩みがあったな」「この商品・サービスがなんか気になるな」といった潜在層へのアプローチをするのに適しています

そうしたユーザーのインサイトを読み取り、ユーザーの悩みに焦点をあて、広告の目的や訴求を立てるようにしましょう。

オーディエンスを絞りすぎない

ターゲティングを細かく設定しても、効果を上げられないことがあります。

Facebook広告では、広告配信のターゲットを設定した際に、潜在リーチ数(想定されるリーチ数)が表示されますが、あまりにターゲットを細かく決めすぎるとその数が少なくなります。

ですので、潜在リーチ数が1000〜10000といった少ない数字が表示された場合はターゲットを広げてみましょう。

PDCAを回す

広告運用をされている方はすでにお分かりかと思いますが、どの広告運用でも「Plan」「Do」「Check」「Action」のPDCAを回すことは非常に重要です。

広告を配信するタイミングや訴求力のあるクリエイティブコンテンツの微妙な違いなどPDCAを回すことでその差が理解できるようになり、改善が見込めるようになります。

Facebook広告では、A/Bテストという設定項目がありPDCAサイクルを回しやすいような仕様になっています。

より効果的かつ成功に導くために、PDCAサイクルは回すようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Facebook広告は、多くのキャンペーンが存在しており、目的にあわせた戦略的な配信を行うことで高効率な結果を得ることができます。

ぜひFacebook広告を検討している方は、本記事を参考にしていただきチャレンジしてみてください。

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