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2026年05月29日 ニュース

大阪市、特区民泊の新規受付を5月29日で終了。全国の9割超・8,887施設が集中、既存約7,000施設は全件調査へ

大阪市は、国家戦略特区に基づく「特区民泊」の新規受付を2026年5月29日をもって終了しました。2025年9月30日のプロジェクトチーム会議で決定していたもので、全国の特区民泊の9割超が集まる大阪市の制度が事実上閉じられました。

この記事の要点

  1. 5月29日で新規受付終了。既存の認定施設は引き続き営業可能
  2. 背景は苦情の増加(2024年556件、2025年7月時点314件)と、2泊3日未満の受け入れなどの制度違反
  3. 市は既存約7,000施設の全件調査を開始。今後の規制強化の動向に注目

特区民泊とは

国家戦略特区の認定を受けた区域で、旅館業法の許可なしに年間営業日数の制限なく(民泊新法の180日制限なし)外国人向けの滞在施設を運営できる制度です。大阪市は2016年から積極的に活用し、2026年5月末までに8,887施設が認定されました。

8,887施設大阪市の特区民泊認定数(2026年5月末)
9割超全国の特区民泊に占める大阪市の割合
556件2024年の近隣からの苦情

制度の現状(2026年)

自治体 特区民泊の新規受付 備考
大阪市 終了(5/29) 既存は継続。全件調査中
八尾市・寝屋川市 停止または停止意向 —
東京都大田区 継続 4月にガイドライン改正(説明会義務・徒歩10分駆けつけ)。新設禁止を検討中
千葉市・新潟市・北九州市 継続 —

既存施設への影響

認定済み施設はこれまでどおり営業できますが、市は約7,000施設の調査を進めています。また9月には旅館業法ルートの規制強化も議会に提出されており、大阪市の民泊は「新規は入りにくく、既存は厳しく見られる」局面に入りました。認定付き施設の希少性が上がる一方、運営品質への監視も強まります。

オーナー様が今やること

  • 既存の認定施設は、2泊3日以上のルール・近隣周知・苦情対応記録を点検し、調査に備える
  • 運営を続けるなら管理体制(24時間対応・清掃品質)を整える
  • 手放す選択肢なら、認定付きで価値が高いうちに売却査定を取る

出典:大阪市(不動産LINK・民泊naviまとめ)

KYAKUDENの見解 ── オーナー様への影響

特区民泊の認定を持つ既存施設は「365日営業できる希少な資産」になりました。選択肢は2つ、①管理体制を整えて調査に備え、価値を守りながら運営を続ける ②認定付きで高値のうちに売る。当社は運営代行もM&A査定も両方対応しているので、どちらが得か数字で比較できます。

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この記事の監修者住宅宿泊管理業者 国土交通大臣(01)第F06301号
萩原 一博
萩原 一博Kazuhiro Hagiwara
株式会社ADrim 客殿事業部 監修・住宅宿泊管理業務責任者
宅地建物取引士マンション管理士管理業務主任者行政書士AFP(日本FP協会認定)

大手資格学校での宅建講師の経験あり。不動産・マンション管理・許認可・資金計画の4分野の国家資格・認定資格を横断し、民泊の届出から管理規約・近隣調整・収支設計までを一体で監修。

当社は国土交通大臣登録の住宅宿泊管理業者として自社物件を運営しています。記事の内容は公開情報と実務経験に基づき、法令・条例は各自治体の公式資料で確認しています。運営代行会社として利害関係があるため、他社との比較では順位付けを行わず、公開情報のみを同じ軸で掲載しています。